大人になってからのアレルギー その2<血液検査で出ないアレルギー!?>

大人になってからのアレルギー、前回の続きです。

前回は採血して血液検査をお願いしたところまで書いたので、

今回は検査結果を聞くところからスタートです!

 

 

その2<血液検査で出ないアレルギー!?>

2014/9/24
血液検査の結果を聞くために病院に行きました。
ちなみに、この時お願いしていた検査は代表的な食物アレルギー13項目がセットになっているものでした。
そして、気になる結果は…すべてクラス0。つまり「IgE抗体による」アレルギー反応はありませんでした。

この「IgE抗体による」というのがポイントです。
後々調べてわかったのですが、通常、アレルギーの血液検査ではIgE抗体の量を測定しています。
ざっくりいうと、IgE抗体は特定の物質に反応することでアレルギー反応のトリガーになっています。
卵に反応するIgE抗体を持っている人は卵アレルギーの可能性が高く、
小麦に反応するIgE抗体を持っている人は小麦アレルギーの可能性が高いということです。
しかし、IgE抗体はアレルギー症状がでる経路の1つでしかなく、他にもいくつか経路があるというのです。
そのため、血液検査で陰性=アレルギーなしとは言い切れないらしいのです。

私の場合、残念ながら血液検査の結果ではアレルギーの原因を特定することができませんでした。
でも、食後に異変が起こるためアレルギーがないとも言い切れず、もう少し調べてみることになりました。
そこで医師に勧められたのが食事日記をつける事です。
食べたものとその時の体調を記録していくことで、蕁麻疹などの症状が出る時にいつも食べていたものがわかり、それがアレルギーの原因と推測できるからです。

とはいえ、すでにアレルギー反応が起きてしまっている状態なので、原因を特定する前にまず症状を治す必要がありました。
そのため、蕁麻疹が消えるまでは食事日記をつけつつ、疑わしい食材(小麦・乳・卵)を出来る限り除去して生活することになりました。

余談ですが、薬もアレロックは効果が薄かったのでセレスタミンという強い薬を処方してもらいました。
このセレスタミン、とってもよく効くのですが副作用で眠くなります。
医師に「すごく眠くなるから、症状がひどい時に、夜寝る前に飲んでね」と言われたのでその通りにしているのですが、翌日の午前中は眠気とだるさに襲われてろくに活動できません。
人によるのかもしれませんが、私にとっては症状が重い時だけ飲むお守り的な薬になっています。
現在は軽い小さな蕁麻疹程度ならアレグラで抑えられるので、そちらをメインに使っています。

 

意外に長くなってしまって、検査結果しか書けませんでした…!

次回は「その3<アレルゲンを探せ!>」です。

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