大人になってからのアレルギー その3<アレルゲンを探せ!>
気付いたらお正月から一週間も経っていることにビックリしている今日この頃です。
大人になってからのアレルギー、前回はアレルギー検査の結果を聞いて、原因を特定するための方策を考えるところまでお伝えしました。
今回は、実際にアレルギーが特定できるまで何をしていたかをご紹介してきます。
<ざっくり要約>
アレルギー候補の卵・乳・小麦を除去した食生活を始めます。
しかし、イベントで外食をする機会が多くて除去しきれず、症状が治まるまで2週間ほどかかっています。
その後、小麦→牛乳→ヨーグルト→卵と試していきます。
その結果、卵を食べると肌が痒くなったり蕁麻疹が出ることがわかり、卵アレルギーと判断できました。
また、小麦と乳については問題なさそうだということも判断できました。
(この期間にチーズを試していなかったので、チーズアレルギーは後日発覚します。)
最初に蕁麻疹が出てからここまで2ヶ月以上かかっています。
その3<アレルゲンを探せ!>
2014/9/24
アレルギーの結果を聞いて帰宅した後、出来る限り思い出せるところまで遡って食事日記をつけました。
食事日記には食べた料理名とその材料を書いていきます。
例)<酢の物>わかめ、きゅうり、しらす、酢、しょうゆ、塩
2014/9/25~2014/10/1
卵・乳・小麦の除去食期間です。
不思議なことに、除去を始めてすぐに顔が荒れてまぶたが腫れました。
肌が乾燥してピリピリと痛痒いのに、化粧水などをつけると沁みる状態で、保冷剤で冷やしてごまかしながら過ごしていました。
そんな状態の中、楽しみにしていた友人の結婚式で色々飲み食いしたこともあり、顔だけでなく首・腕・足が赤くなって蕁麻疹が出ている状態になりました。
その後はまた卵・乳・小麦の除去をしていたので肌の状態はだいぶ落ち着いていきます。
2014/10/2
ソバを食べたら目元が腫れて、足がかゆくなりました。
この日からソバも除去対象に加わります。
2014/10/4~2014/10/7
目元の腫れが引いてきたので、ここで薬を飲むのをやめました。
足の痒さは残っていたものの、目立った蕁麻疹などがなかったのでアレルギーの原因究明を始めました。
小麦テスト期間として、様子を見ながらパンを食べ始めます。3日食べ続けても問題なしでした。
※アレルギー症状には個人差があります。重い症状がでると危険なので、きちんと医師に相談してください。
2014/10/8
次のアレルギー候補である乳を試してみました。
この日はコップ1cm分の牛乳を飲みましたが、特に問題なしでした。
2014/10/9
牛乳が問題なさそうだったので、卵焼きを1枚食べてみました。
その日、蕁麻疹は出なかったものの体が痒くなったので、アレルギーの原因は卵かなと思い始めます。
ただ、立て続けに牛乳と卵と試してしまったので本当に卵なのか疑わしい状態でした。
2014/10/10~2014/10/13
友人の結婚式が控えていたので、この期間は卵・乳を除去してその日に備えていました。
2014/10/14~2014/10/16
10/14に披露宴で色々なものを食べます。
その中には卵・乳も含まれていたので、夕方から徐々に肌が赤くなりました。
痒みが強くて夜寝られない状態だったので、しばらく薬を飲んで症状を治すことに専念します。
2014/10/17~2014/10/20
症状が治ったので、乳のテストを再開します。
牛乳が問題なさそうだったので、ヨーグルトを食べ始めます。
スプーン1杯から少しずつ量を増やして、10/20にはカップ1つ分程度食べていましたが、問題なかったです。
2014/10/21
この日、うっかり卵が入っているババロアを食べていました。
すぐに手が痒くなり、卵アレルギーの可能性が大きくなります。
2014/10/22~
症状が落ち着いてから再度卵を食べて確認して、10月末の時点で卵アレルギーだと判断できました。
11月は卵黄と卵白と別々に試してみて、卵白は食べてもほぼ問題ないことがわかってきました。
ようやく卵の中でも卵黄に反応するタイプのアレルギーだとわかり、食事日記をやめました。
これ以降、基本的に全卵除去の食生活に切り替えます。
余談ですが、この後チーズを食べたら蕁麻疹が出て、乳もチーズ限定でアレルギーだとわかりました。
卵と乳は全部食べられない人もいれば、一部食べられるものがある人もいるようです。
だいぶ長くなりましたが、アレルゲン特定までご紹介しました。
私の場合は比較的症状が軽く、アレルギー薬も処方してもらっていたので家で試すことができました。
ですが、中には呼吸困難など危険な症状もあるので、まずは医師に相談することをお勧めします。
これで大人になってからのアレルギーシリーズは一応完結です。
これからも時々、番外編として私が経験したアレルギー症状などを書いてみようと思います。